TOKI ART SPACE
トキ・アートスペース

2024年トキ・アートスペース企画シリーズ
“Signal imagined" Vol.4
それぞれの試みの組み立てによって、
現れ、象(かたど)られたもの。
1年を通して7人の個展。

瀬戸理恵子 展
Rieko Seto
 
瀬戸理恵子 作品展
― 断面から見えてくるもの ―
 
2024年8月20日(火) - 9月1日(日)
12:00 - 19:00(日曜日 17:00)
※月曜休廊
  Artist's Comment


段ボールを切ることは、私が生きてきた証の一部を切ることと重なる。
段ボールを切り離すことは、何かを諦めることでもある。
その覚悟があってこそ、段ボールの断面は私に次なる世界を見せてくれる。
その切り口が揺らぐと、それは霞む。
カッター刃と段ボールが接し、定規を当てて切る作業はあてどなく続く。
それはそのまま、私が生きて行く道筋でもある。




Photo:小畑 徹


 

略歴

瀬戸理恵子:広島市出身。武蔵野美術大学油絵学科卒業、広島大学大学院美術教育専攻修了。95年に渡米、97年ペンシルヴァニア大学大学院芸術科修了。米国各地のアーティストインレジデンシープログラムにて滞在制作、99年に帰国。ニューヨーク(アメリカ)イスタンブール(トルコ)ポルボー(フィンランド)大阪、東京にて企画個展。アメリカ、トルコ、韓国、チェコ、ドイツ、スロバキア、ハンガリー、日本にて企画グループ展。ジーンズファクトリーコンテンポラリーアートアワード2004グランプリM 賞受賞。美術館での企画展:公募「広島の美術」(広島市現代美術館)1990、92、94、96、2000、03、「広島の今・女性作家の鼓動」(東広島市立美術館)2002、「現代の造形ーLife & Arts-酔いのかたち」(東広島市立美術館)2006、ソウル国際アートフェスティバル(朝鮮日報美術館、韓国)2007、ピルゼン国際ドローイングビエンナーレ(西ボヘミア美術館、チェコ)2010、12、14、ジーンズファクトリーコンテンポラリーアートアワードコレクション―美の挑戦者たちー(香美市立美術館、高知)2016。近年のアートプロジェクト:錦帯橋芸術祭2021、2022において、ティーバッグを用いたランドアートを発表。



 

トキ・アートスペース
A.M.12:00-P.M.19:00 (SUNDAY -P.M.17:00) 月曜休廊
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
TEL/FAX 03-3479-0332
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